ホットヨガとヨガの違いとは?選び方や注意するポイントを解説します

ヨガを始めようと思った時にホットヨガとヨガ、どちらに通うか悩んでいる方も多いと思います。
実はこの2つ、非常に似ていますが全然違うものなんです。

同じヨガなのでベースは一緒なのですが、しっかり効果の違いや注意点などを理解したうえで選ばないと後々後悔してしまうかもしれません。

目標や目的を達成するための近道にもなるので、しっかりその違いや選び方を学んでいきましょう。

ホットヨガとヨガの違い

1 ヨガをする環境

まず、この2つの決定的な違いが”ヨガをする環境”です。
通常のヨガは常温で行われるのですが、ホットヨガは室温や湿度を高めた部屋で行います。

では何故わざわざ暑い場所でヨガをするのでしょう?

それはホットヨガが『(ヨガの発祥である)高温多湿のインドに合わせた環境でやろう』という提案で生まれたからなんです。
そして元祖ホットヨガと呼ばれるビクラムヨガが誕生しました。

このビクラムヨガは世界に1500以上ものスタジオを展開しており、ハリウッドスターにも多くの実践者がいます。
あのレディ・ガガもダイエットの為にビクラムヨガを始め、11キロの減量に成功したと話題になっていましたね。

ホットヨガの室温、湿度について

大体どのスタジオも室温32~40℃、湿度40~60%で設定されています。
特に室温や湿度が高いほど効果が増すということはありません。
スタジオによってはlow hot(低温)を選べたり、常温とホットヨガのレッスンを選択できる所もあります。

ビクラムヨガとホットヨガの違い

そんな効果的なビクラムヨガなんですが、実は一般的なホットヨガスタジオとは少し違うんです。

一般的なホットヨガスタジオでは様々なレッスン(プログラム)を選択することができるのに対して、ビクラムヨガの場合、創始者のビクラム氏が考案したレッスンのみを行います。

どちらが良い、悪いはありませんが、やはり入り口としては一般的なホットヨガスタジオの方が入りやすいかな~とは思いますね。

2 効果の違い

環境が変わるだけでも、ヨガを取り組む姿勢というものは大きく変わってきます。
ではさっそく2つの効果の違いをみていきましょう。

ヨガの場合

ヨガは呼吸、ポーズ、瞑想の3つの要素から成り立っています。
本来のヨガを学ぶなら特に瞑想はもっとも重要なものです。

常温のヨガはホットヨガよりも、”本来のヨガ”を教えているスタジオが多く、より精神面を大切にしています。
もともとヨガは瞑想することを指したものであり、ポーズは瞑想を深めるために生まれました。
そして様々な呼吸法でプラーナ(気)を取り込み、全身に巡らせることで体も心も浄化していくのです。

瞑想には素晴らしい効果がありヨガは心と体、両方にいい影響を与えてくれます。

ヨガの効果

  • 自分と向き合う時間をじっくり作れる。
  • 体も心も整えられる。

 

ホットヨガの場合

ホットヨガはヨガに比べて、よりフィットネスや体質改善など体の影響に重点をおいたスタジオが多いです。

例えばダイエット、美容、骨盤矯正、肩こり改善といったそれぞれに特化したプログラムがあります。
またリラクゼーションを重視したプログラムでは暖かいなかでじっくり体を伸ばしていくことで、凝り固まった筋肉をほぐしストレス解消を促します。

ホットヨガはその高温多湿の環境を活かした様々なプログラム、そして代謝を高め汗をたくさんかいてデトックスしていく効果が一番の特徴といえるでしょうね。

ホットヨガの効果

  • 体への影響は高い効果を得られる。
  • スッキリ感、爽快感が感じられる。

ホットヨガの注意点

ホットヨガには様々なメリットがありますが、常温のヨガと違って取り組む環境が特殊なので注意点もあります。
どちらを選ぶにしろ、しっかり把握しておきましょう。

服装

常温のヨガとは違いホットヨガは大量に汗をかきます。
汗を発散させにくい素材や、オーバーサイズのウェアなどでは汗を吸い取った服が重くなって非常にヨガがやりにくくなってしまうのです。

快適にホットヨガをやるためにも、やはり吸湿速乾性のウェアは用意したほうがいいでしょう。
今だとユニクロなどでも安く手に入りますよね。そしてオーバーサイズになりすぎないように注意して下さい。

無理をしない

これは常温のヨガにもいえることなのですが、ホットヨガの場合は少し意味合いが違ってきます。
暖かい環境だと体が柔らかくなるので、本来よりも体を伸ばすことが可能なのです。

しかしいつもより柔軟性が増したからといって無理にポーズをとってしまうと、レッスンが終わった後に「あれ?なんか体が痛い…」ということになりかねません。
インストラクターの先生もよく口にしますが『気持ちいいと思う所で止める』
これがすごく大事です。

ホットヨガに向かない人

人には向き不向きがあり、やはりホットヨガに向かない人も存在します。

  • 妊娠中の方
  • 怪我や病気を抱えている方(※)
  • ホットヨガで体調不良を起こした方
  • 貧血気味の方(※)
  • 厳しい食事制限をされている方
※印の方は場合によっては問題のない人もいます。
怪我や病気を抱えている方はかかりつけの医者に相談してから通いましょう。
貧血気味の方はホットヨガの前に水分と一緒にミネラルを摂取し汗をかく環境に備えておきましょう。
しかしそれでも貧血を起こしてしまう場合はホットヨガはやめておいたほうがいいと思います。

まず妊娠中の方は言わずもがなですね。
常温のマタニティヨガをおすすめします。

次にホットヨガで体調不良を起こした方。
これは体質的にホットヨガに向いてない可能性があります。
ホットヨガに慣れてないうちから運動量の多いプログラムに挑戦してしまうと、呼吸も浅くなり体調不良も起こしやすいので、まずは運動量が緩やかなプログラムを続けてみて下さい。
それでも気分が悪くなる方は、やはり体質が合わないと思われます。

最後に厳しい食事制限をされている方。
栄養を考えながらの食事制限はいいのですが偏食だったり断食だったり、無理なダイエットをされている方です。
汗をかけばミネラルも一緒に出ていきます。栄養をとれていないと体調不良を起こすのは当たり前。
まずは栄養をとることを心がけて、食生活を見直して下さい。

ホットヨガとヨガの選び方

ヨガがおすすめな人

ヨガがおすすめな人は精神面を大切にする方、心と体を浄化したい方です。
また、『アシュタンガヨガがやりたい』『アイアンガーヨガがやりたい』など明確にやりたいヨガが決まっている人も常温の方がいいでしょう。

常温のヨガは室内だけでなく屋外でも取り組むことが出来るのもメリットですね。
例えば屋外のヨガイベントに参加したり、パークヨガというリーズナブルな価格でレッスンを受けられる公園で開催されているヨガもあります。

屋外でのヨガは風や太陽を直に感じることができ非常に気持ちがいいものです。
スタジオに通う以外の選択肢があるのも常温のヨガの良いところです。

ホットヨガがおすすめな人

ホットヨガがおすすめな人は体質改善や美容を重視する方、シェイプアップしたい方です。

効率的な脂肪燃焼、デトックスによる美容効果はホットヨガだけのもの。
また冷え性の改善、血行の促進など暖かい環境ならではのメリットもたくさんあります。

各スタジオでは運動不足や体が硬い人なども無理なく始められるように、運動量の緩い初心者プログラムも多く組み込まれているので気軽にレッスンを受けられるところもいいですね。

普段あまり汗をかかない人ほど、たくさん汗をかいた後の爽快感は病みつきになると思います。
今やホットヨガスタジオは全国にたくさんのスタジオを展開しているので通う場所を見つけやすいのも大きなポイントです。

まとめ

いかがでしたか?

ホットヨガ、ヨガには両方それぞれに違った効果がありメリットがあります。
ご自身がヨガに『何を求めるか』で、どちらを選ぶかを決めましょう。

もしどうしても決められなかった場合は両方の体験レッスンに行ってみるというのも手です。
「意外と暑さが苦手だった」とか「常温のヨガだとあまり運動した気がしない」とか経験しないと分からない自分の感覚があるはず。

通うスタジオにもよると思いますが、やはりそういった感覚は大切に選びましょう。